しょうずく (小豆蔲)

学名  Elettaria cardamomum (Alpinia cardamomum, Amomum cardamomum, Amomum ensal, Amomum racemosum, Cardamomum elletari, C.officinale, C.verum)
日本名  ショウズク
科名(日本名)  ショウガ科
  日本語別名  カルダモン
漢名  小豆蔲(ショウトウコウ, xiăo dòukòu,しょうずく)
科名(漢名)  薑(姜,キョウ,jiāng)科
  漢語別名  白豆蔲(ハクトウコウ, bái dòukòu,びゃくずく)、豆蔲、圓豆蔲、印度豆蔲、三角蔲
英名  Cardamon
2021/10/29 薬用植物園
『週刊朝日百科 植物の世界』10-178参照

2008/05/22 薬用植物園

 ショウズク属 Elettaria(綠豆蔲 lǜdòukòu 屬) には、インド南部・スリランカなどに2-3種がある。
   ショウズク E. cardamomum(Amomum cardamomum;小豆蔲)
   E. ensal(E.major, E.cardamomum var.major, Zingiber ensal; 印度豆蔲)

 なお、旧 Elettaria の一部は、2018年に Sulettaria に移された。
 ショウガ科 Zingiberaceae(薑 jiāng 科)については、ショウガ科を見よ。
 漢名を豆蔲(トウコウ,dòukòu,づく)と呼ぶものについては、ビャクズクの辨・訓を見よ。
 属名は、インド現地名に基づく。
 インドのマラバール海岸の原産、インド・スリランカ・グァテマラなどで栽培。
 完熟する前の果実を採って乾燥したものを、中国では豆蔲(トウコウ,dòukòu,ずく)と呼び薬用にし(『中薬志Ⅱ』pp.137-141)、西方では、カルダモン Cardamon と呼び調味料・香料として用いる。
 日本では、生薬ショウズクは ショウズクの果実である。本品は用時種子のみを用いる(第十八改正日本薬局方)。 


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